MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島近くで昨年夏に屋外バーベキューやビアガーデンとして営業した「ふるさとダイニング」跡へ3月、「カープキッズパーク」(広島市南区西蟹屋町3)がオープンする。
広島市土地開発公社が管理する約11.6ヘクタールの貨物ヤード内に開いた同施設は、子ども連れでの来場者に向けて新設。カープの試合日に営業する「ふわふわランド」と試合日を除いてカープOB選手がローテーションで講師を担当する「ちゅーピーくらぶカープ野球教室」を開く。
ふわふわランドには昨シーズン、球場内に設置していた「ふわふわカープ坊や」を含む4種類の遊具を用意。営業時間は、試合日の開門前から試合開始後約1時間まで。対象年齢は3歳からだが、空気で宙に浮かせたボールを打ち、的へ入れるバッティングや的を目がけて投球するピッチングゲームは大人も利用できる。利用料金は1回300円から。
野球教室は、小中学生を対象に月2回、午前と午後の部に分かれて開講する。1回あたり約2時間、カープOB選手12人がローテーションで講師となり、野球の基本から専門的な技術まで指導する。参加費は1,000円~2,500円。定員は1教室30人~50人で、12月までの開講を予定する。試合日には野球教室のスペースを駐車場として開放する。駐車可能台数は280台。
球場内1塁側内外野間のコンコース上には、物産展などのイベント開催に利用しようと「多目的スペース」を設けた。多目的スペース屋上の「ふわふわカープ坊や」跡には、今シーズンから「スラィリーハウス」を置く。