![店頭と同じ価格でホテルや飲食店へ販売している「酒商山田」](https://images.keizai.biz/hiroshima_keizai/headline/1323087528_photo.jpg)
日本酒と焼酎をメーンに扱う酒販店「酒商山田」(広島市南区宇品海岸2)は12月1日、広島・幟町に2号店となる「幟町店」(広島市中区幟町、TEL 082-227-3130)を開いた。
「サロン」をコンセプトに、白と黒を基調に店内を統一した同店は、同社の創業80周年の記念事業の一環として出店。「(来店客から)これまでも市内中心部への出店要望はあった」と山田淳二社長。飲食関係者の利用が7割を占める宇品の本店とは対照的に、個人客をターゲットに見込み出店した。店舗面積は約30坪。
「日本の酒」をテーマに取り組んできた同社が店頭で取り扱うのは、日本酒や焼酎、果実酒、ワイン。壁一面に並ぶ冷蔵ショーケースで、日本酒を管理するほか、リキュールやワインは、本店の売れ筋商品をピックアップして並べる。取り扱うアルコールの構成比率は日本酒=45、焼酎=47、リキュール=5、ワイン・ビール=各1.5。ビールは卸販売でのみ取り扱う。
メーンターゲットは40代以上の女性客。客単価は4,000円弱を想定する。広島を拠点に全国の「良質な酒」の発信を続けてきた同社。「造り手の思いと共に知ってほしい」と酒のラインアップにも力を入れる。
営業時間10時30分~19時30分。火曜定休。