食べる

広島の移動式カフェが実店舗-あぶり中心の居酒屋で二毛作営業も

カフェと居酒屋の二毛作営業を行う「スプラウトカフェ+竹馬」外観

カフェと居酒屋の二毛作営業を行う「スプラウトカフェ+竹馬」外観

  • 0

  •  

 脱サラした男性が広島・八丁堀のコインパーキングで営業を続けてきた移動式カフェ「SPROUT CAFE(スプラウトカフェ)」(広島市中区八丁堀、TEL 090-5268-2190)が7月7日、同所近くで実店舗を構えた。

約5坪の店内の様子

[広告]

 赤と白のツートンカラーに塗装した軽ワゴン車で約2年半、広島市内で移動式カフェを続けてきたのは中西篤史さん(36)と由紀恵さん(26)夫婦。「いつかは店を持ちたかった」と中西さん。5月末でコインパーキング内での営業を休止し、開店の準備に取り掛かった。

 店舗を出店したのは、コインパーキングの真向かい。店舗面積は約5坪。前店舗が立ち飲み屋だった店内は、オフホワイトと茶系で統一させ、カフェ空間を演出する。席数は10席。昼間は従来の軽食やドリンクメーンの「スプラウトカフェ」、夜は炭火であぶったフードや地酒を振る舞う居酒屋「竹馬」として、二毛作営業を行う。

 カフェタイムでは、ワンコインランチ(500円)、ブレンドコーヒー(100円~)ほか、移動式カフェで提供してきたメニューを提供。夕方からは、アボカド(350円)、スルメイカ(500円)などのあぶりを中心に、おぼろ豆腐(350円)、スジ煮込み(500円)、焼きむすび茶漬け(450円)など一品料理やご飯もの、約20種類と日替わりの黒板フードメニュー約10種類を用意する。アルコールは、生ビール(450円)、地酒(500円~)など。

 オープン間もない店内には、カフェの常連や知り合いの利用が目立つが、夜の営業を始めたことで「ビジネスマンの利用が増えた」(中西さん)という。居酒屋業態での客単価は2,000円~4,000円。「しっかり食事を取る方も多い」とも。今後も軽ワゴン車での営業を引き続き行い、定休日を中心にイベントへ参加する予定。

 営業時間は、カフェ=11時30分~17時、居酒屋=17時~23時(土曜=17時~23時のみ)。日曜・祝日定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース