全国で活躍するネコ作家が手掛けるグッズ約5000点を集めた「広島平和猫展」が6月22日、アルパーク天満屋店(広島市西区井口明神1)で始まった。
広島で4年ぶり、4回目を数える同展は、絵本作家・池田あきこさんが描くネコのキャラクター「ダヤン」が登場する作品のストーリーから始まった物販中心の催事。期間中は、池田さんほか、デコレーション小物作家、シルバーアクセサリー、ぬいぐるみ、ネコのはんこなど、手掛ける作家の来場を予定する。
会場には、ポストカード(100円)などの文房具から、ギャラリーに展示するイラスト(約50万円)まで、幅広いアイテムを集める。数量限定で用意した「お楽しみ袋」(1万500円)は開店5分ほどで完売。食品フロア近くでの開催ということもあり、「ダヤン」やネコファンの女性を中心に、客足は絶えない。
同展を主催するわちふぃーるど(埼玉県富士見市)は、全国に常設で約240店を出店。「ここ15年ほど、『ネコ展』が全国で広がりを見せている」と事業本部営業課長の大森隆一さん。月2~3回のペースで催事を開いており、「アイテム市場も広い」とも話す。
会期中、レジの横に東日本大震災で被災や福島の原発問題で現地に取り残された動物たちへの支援を目的とした義援金箱を設置。出展者もチャリティーグッズを販売し、協力を呼び掛けている。
開催時間は10時~20時。今月27日まで。