1年を通してカキがもっとも旬を迎える2月、広島県漁業協同組合連合会(広島市西区商工センター8)は、カキの消費拡大を図ろうとキャンペーンを行う。
水揚げ量、全国一を誇る広島県産のカキをPRする「広島カキ消費拡大キャンペーン」は、2月3日から広島・本通りで県内の名産や物産品の販売などを行うひろしま夢プラザ(中区本通、TEL 082-544-1122)の店頭で開催。
カキは、加熱調理用のむき身生ガキ(250グラム500円~)と全国発送できる生カキ(1キロ3,000円)などを用意。インターネットでも商品を取り扱うほか、1キロの生カキは、配送料と化粧箱代を含んだ金額で提供。県外へのPRにも力を入れる。
会期中は店頭で、高田水産(呉市)、音戸漁協青年部(同)、北吉水産(同)、宮島漁協青年部(廿日市市)、三高漁協青年部(江田島市)、伊予谷水産(東広島市)など、県内の9漁協が日替りでカキを販売。カキのバターソテーなど試食も用意し、調理の手軽さもPRする。
昨年は、6日間の開催で500キロの生カキを販売。「夕方には完売する日も多かった」と県漁協の担当者。2月に入り、県内各地でカキのチャリティーイベントが続き、来場者の分散化も懸念するが、昨年の反響から今年はイベントを9日間に延長。1日100キロの販売を見込む。
開催時間は10時~19時。水曜定休。2月12日まで。