並木通りのカフェ「プライマル」跡に10月8日、カフェダイニング「Onyx(オニキス)」(広島市中区三川町、TEL 082-245-7277)がオープンした。
店舗面積は約30坪。20~30代の働く女性をメーンターゲットに据え、9月25日にプレオープンした。店内は昼と夜をイメージして、白と黒を基調にした空間を作る。バーカウンターや半個室が並ぶ店内入り口部分は黒でシックにまとめ、テーブル席が並ぶメーンダイニングは白を使いモダンクラシックを意識。サロン席も設ける。席数はカウンター、テーブルの38席。カウンター席にはオニキスの天板を使う。
居酒屋と変わらない単価で、アルコールとフードメニューを提供する同店。少量ずつさまざまな種類の料理を楽しめるタパスは、イベリコ豚のチョリソ、タコとミニトマトのマリネ、合いガモのスモーク、スモークサーモン、スペイン産生ハムとスティック野菜のピンチョス(以上500円)など20種類を用意。
ランチタイムには、プレートとパスタ(880円~)を提供し、殻付きピスタチオ、カシューナッツ、トルティーヤチップス(以上380円)などのつまみや、サラダ(600円~)。鰆のパン粉カツレツ(1,200円)、若鶏モモ肉のソテー(1,300円)、ココナッツ風味のチキンカレー(850円)、魚介たっぷりのトマトリゾット(950円)、ピッツァマルゲリータ(750円)などボリュームのあるフードもそろえる。このほか、飲み放題付きのパーティーコース(3,500円~)も用意。
ドリンクは、22種類の紅茶(500円~)を準備し、うち5種類は四季に応じて変更するほか、イベントやパーティー利用を見込むことから「バースデイ」「ウエディング」(750円)やカフェインを使用しない紅茶も扱う。紅茶は香りでも選べるようスメリングもできる。コーヒーは男性、女性をイメージしたオリジナルブレンド「HOMME」「FAMME」(以上500円)の2種類を用意。
スイーツは、耐熱皿に入れバーナーで炙(あぶ)った温度差と食感が特徴の「フルーツグラタン」(750円)やスフレフロマージュ(500円)など。カクテル(650円~)は100種類以上そろえ、赤ワインのボトル(2,500円)も低価格で用意する。
同店は、カフェ好きな主婦の植木千夏さんが夫と開業。店舗運営は、マネジャーの千夏さんが行う。プレオープン期間は「親子での来店が多く主婦層が目立った」と千夏さん。客層も前店舗のプライマルよりも上がり、20~30代利用が目立つという。想定客単価は、ランチ=930円、ディナー=2,500円。
営業時間は、ランチタイム=12時~15時、カフェタイム=15時~18時、ディナータイム=18時~24時。