広島市内を一望できる「ひろしま国際ホテル」(広島市中区立町、TEL 082-240-7556)最上階の展望レストランが8月8日、カフェ「58 -HIROSHIMA 1958-」(サンカントユイット)としてリニューアルオープンした。
これまでフレンチレストランとして同ホテルの創業以降、ラウンジから業態を変えて営業を続けてきた「ル・トランブルー」だが、「戦後の復興を見てきたこの場所を、再度広島の方々に知って頂き、当時のことやこれからの広島について考えてもらいたい」と東洋観光(紙屋町1)の今井誠則社長。幅広い層が利用できるカフェへの業態変更を決定し、広島発祥でカフェや飲食店の経営を行うジェリーフィッシュドット(東京都渋谷区)の貞廣一鑑社長と共同でリニューアルを行った。席数はテーブル54席。店名は、戦後の広島の復興を記録したエマニュエル=リヴァさんの写真集「HIROSHIMA 1958」から付けた。
メニューは「健康」をテーマに考案。ランチタイムは週替わりの定食「おいしいお膳」(1,000円)、丼メーンの「あわせごはん」(900円)、カレーライス(900円)を提供。ディナータイムには「温かい野菜のサラダ」(900円)、「ごぼうのカレー香り揚げ」(500円)、「レンコン豆腐ハンバーグ」(900円)、「豆乳クリームのチキンドリア」(950円)などの単品メニューを用意する。
ドリンクはハーブティー、紅茶、日本茶に力を入れるほか、ニンジンとサツマイモなどの野菜ジュース(700円~)、ビール(600円)やワイン(600円~)などのアルコールもそろえる。スイーツは、「焼きあげ生チョコレート」(550円)、「日本酒ミルクプリン」(500円)、「黒蜜ときなこのパフェ」(950円)など。
客単価は、これまでコースやパーティー利用が多かったことから4,000円ほどだったが、カフェではランチ=1,300円、ディナー=2,000円を見込む。
営業時間は、ランチタイム=11時30分~15時、ティータイム=15時~18時、ディナータイム=18時~24時(金曜・土曜・祝前日は翌2時まで)。