広島の酒造会社ら3社は8月24日、かぐや姫をモチーフにしたオリジナルパッケージの日本酒「竹姫」を発売した。
同商品は広島のまちおこしを目的に広島県竹原市の藤井酒造(竹原市本町3)とメード喫茶「めいぷりてぃ」(広島市中区大手町1)、業務用酒類問屋「福幸」(白島中町)の3社が製造、デザイン、流通販売を手がけた日本酒。
竹原市は平安時代、下鴨神社(京都市左京区)の荘園として栄えた歴史から「安芸の小京都」と呼ばれていることから、藤井酒造(竹原市本町3)の日本酒にイメージキャラとしてよく使われる「かぐや姫」を重ね合わせ商品名に「竹姫」と名付けた。和風モダンを意識したラベルデザインは若い女性にも受け入れられやすいようにとめいぷりてぃのスタッフが担当している。
竹姫は辛口の純米吟醸「備前雄町」と甘口の特別純米「八反錦」の二種類を用意し、竹原の酒屋や広島市内の飲食店で販売しており、目標販売数は年間2,000本。化粧箱もセットになっており、贈答や土産での需要も見込む。
内容量は720ミリリットルで、価格は、純米吟醸=1,680円、特別純米=2,000円。問い合わせは福幸(TEL 082-236-1890)まで。