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広島市が電子図書館サービス開始 スマホで読書、オーディオブックも

移転リニューアルのため臨時休館中の広島市立中央図書館(基町)外観

移転リニューアルのため臨時休館中の広島市立中央図書館(基町)外観

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 広島市が9月2日、電子書籍やオーディオブックを貸し出す「広島市電子図書館」事業を始めた。

広島市立中央図書館が移転する「エールエールA館」

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 利用者は、図書館に足を運ばなくてもパソコンやスマートフォン、タブレットから24時間アクセスできる。紀伊國屋書店の電子図書館「KinoDen(キノデン)」のコンテンツのうち電子書籍約3700冊とオーディオブック約600冊が利用できる。

 歴史やビジネス、技術、工学関係の専門書、小学生から中学生向けの探求学習に役立つ辞書や事典・図鑑、オーディオブック、言語習得のために楽しみながらたくさん読むための多読本などをそろえる。

 「KinoDen」の「My本棚」に登録した電子書籍は、電子書籍専用アプリ「bREADER Cloud(ブリーダークラウド)」を使って読むことができる。アプリ「bREADER Cloud」では、しおり・マーカー機能のほか、文字サイズの調整や音声読み上げにも対応。複数デバイスで続きから読める「続読機能」も備え、時間や場所を問わない読書環境を実現する。

 利用には市立図書館の貸出利用券とパスワードが必要。登録、利用は無料。未所持者もウェブから登録できる。

 広島市立中央図書館(広島市中区基町)は現在、JR広島駅前の「エールエールA館」(南区松原町)8階~10階フロアへの移転のため、臨時休館している。同図書館の移転リニューアルオープンは2026年度を予定している。

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