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広島で映画「この世界の片隅に」監督が舞台あいさつ 8月6日に県内4館で

再上映に当たって片渕監督が新たに描き下ろしたポスター©2019こうの史代・コアミックス/「この世界の片隅に」製作委員会

再上映に当たって片渕監督が新たに描き下ろしたポスター©2019こうの史代・コアミックス/「この世界の片隅に」製作委員会

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 映画「この世界の片隅に」の片渕須直監督による舞台あいさつとトークショー付き上映が8月6日、広島の映画館「八丁座」(広島市中区胡町、TEL 082-546-1158)など、県内の映画館4館で行われる。

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 映画「この世界の片隅に」は戦時下の広島市・呉市を舞台にしたアニメ作品。今年が、終戦80年と作品に登場する主人公の女性・すずが設定上100歳を迎える年に当たることを記念して、8月1日~15日に全国で再上映が決まっている。

 再上映を記念して一部の劇場では、片渕須直監督や主人公すずの声を務めたのんさん、すずの夫・周作役の細谷佳正さんによる舞台あいさつ付き上映会を開催。広島では原爆が投下された8月6日に片渕監督が八丁座のほか、「MOVIX広島駅」(南区松原町)、「福山駅前シネマモード」(福山市伏見町)、「呉ポポロシアター」(呉市中通3)を訪れる。

 再上映に当たり、片渕監督が寄せたコメントは以下の通り。

 「今年は『あの戦争』が終わってから80年。世界には新しい戦争がいくつも重なって覆いかぶさっています。ここでもう一度『なぜ?』と、すずさんたちに問い直してもらうのはいかがでしょう?それが今夏の上映です。僕がもしどこかでコメントを求められたなら、2016年当時にはまだ謎として観客の前に残していた部分を、答え合わせをしゃべる必要があるのかもしれないとも思います」

 開催するタイミングは各劇場ごとに異なる。呉ポポロシアター=10時10分の回の上映後、八丁座=12時15分の回の上映後、MOVIX広島駅=13時40分の回の上映後、福山駅前シネマモード=18時20分の回の上映前。

 チケットは各劇場で販売。八丁座では8月3日からオンラインでも販売する。料金は、一般=1,800円、大学生=1,500円、高校生以下とシニア(60歳以上)=1,100円。

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