広島市民球場ラストイヤーの今年、51年の歴史の一部をつづった「復刻モデルユニホーム」を9月23~25日の巨人戦で監督、選手、コーチが着用することが9月8日、分かった。広島東洋カープ(広島市中区基町、TEL 082-223-2141)では、復刻ユニホームの着用を記念して9月9日から「復刻版カープ坊や」のTシャツを販売する。
よみがえるユニホームは、1977年から1988年まで12年間にわたり着用されていたもの。ブラウン監督を含めた選手29人をカープ坊やに例えた「選手坊やTシャツ」は、カープ坊や、女の子版カープ坊やを含む31キャラクターで構成される。今回新しく加わる復刻版は、白地に赤いストライプが映える現在のユニホームと違い、無地で袖口に青い線が入り、「カープ」のロゴやキャラクターを描く線も異なる。
Tシャツは、内野A指定席券か外野指定席券と飲み物券(ビール1本かジュース2本)がセットになって発売される「選手応援セット」(内野=4,700円、外野=3,500円)に含まれる。アイボリーの生地に「広島市民球場 Final Season Memorial」の文字が入る復刻版TシャツはLサイズのみで展開し、9月19日の中日戦から発売される。
カープグッズの売れ行きは好調で、発売日はインターネットショップへつながりにくい状況も続いている。市民球場前でのグッズ発売では長蛇の列ができるなどラストイヤーの終局に向け盛り上がりを見せている。