お茶の卸販売・専門店の運営を手がける三國屋(本社=福井県坂井市)は2月22日、お茶の専門店「三國屋善五郎ゆめタウン広島店」(広島市南区皆実町2、TEL 082-250-6273)をオープンした。同社は主に関東圏で店舗展開しており、西日本への出店は初めて。
店舗面積は約20坪。日本茶、中国茶、紅茶などさまざまな種類のお茶を扱っているのが特徴で、「大正ロマンをテーマにした」という店内には約300種類の茶葉が並ぶ。ハーブティーのコーナーではサンプルの茶葉も用意され、香りを楽しむことができる。
商品は、日本茶の定番「朝の濃茶」(840円)、「式部の香り」(1,050円)ほか、「広島は玄米茶のニーズがあるのでは」(同社の采女さん)という分析から「玄米茶」(368円~)も他店より多くそろえている。また、ハーブティーの「おつかれさまブレンド」(735円)、「体ぽかぽかブレンド」(735円)や「ノンカフェイン」のシリーズなど女性のニーズに合わせた商品も。
「最近は特に1人でゆっくり買い物したいというお客様が増えているので、商品説明を記したPOPなどのツール作成にも力を入れたい。お茶のある日常を楽しんでもらえるお手伝いができれば」と采女さん。
コアターゲットは30代~40代の女性で、ターゲットには女性をメーンに据える。想定客単価は1,700円~1,800円。
フォトフラッシュ-「大正ロマンをテーマにした店内」(広島経済新聞)三國屋善五郎「ゆめタウン広島」グランドオープンに2,500人-県知事らのテープカットも(広島経済新聞)