オリエンタルホテル広島(広島市中区田中町)デザインギャラリーで1月15日から、1/100スケールで仕上げた「1/100建築模型用添景セット」などを販売するテラダモケイの展示会「テラダモケイ×ナントカ」が始まる。
建築設計事務所の模型製作スタッフを少しでも楽にしてあげたいという気持ちから生まれた「建築模型用添景セット」の展示会は広島初。模型を通じて、物に縮尺とディティールを与えることによって生まれる造形の可能性を探るために生まれた「テラダモケイ」ブランドで販売を開始して3年。あらかじめカットされたパーツを切り離すだけで組み立てることができる同シリーズは、毎月新商品をリリースしながら、異なるジャンルのアートやブランドとのコラボも行っている。
今回展示するのは、「1/100建築模型用添景セット」のうち、組み立て済み模型数点。ポストカード大の紙に並ぶ、さまざまなパーツを切り取りながら風景を組み立てていく。シリーズ名にある「添景」は、建築模型に欠かせない、建物以外の人や車、植物などを指す。これらを添えることで、リアルに建物をイメージすることができるという。
会場では、漫画「スラムダンク」の名場面を再現したスラムダンクシリーズなど、全55種類の販売も行う。販売価格は1,620円~。初日には建築家・デザイナー・モデラーなどの肩書を持つ「テラダモケイ」設立者の寺田尚樹さんを招いた講演会を同ホテルで開く。定員は80人。参加無料。問い合わせは、同ギャラリー(TEL 082-240-9463)まで。
開催時間は11時~20時(最終日は17時まで)。入場無料。