NHK前で「旅する本」の交換会-ブッククロッシング・ジャパン

イメージ写真=「COW BOOKS」入り口に貼られたブッククロッシングのラベル。

イメージ写真=「COW BOOKS」入り口に貼られたブッククロッシングのラベル。

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 譲りたい本を持参し、集まった本を無料で持ち帰ることができるイベント「本と出逢おう!ブッククロッシング・ジャパン 本と人の交流広場」が9月23日、NHK広島放送局(広島市中区大手町2)玄関前広場で開催される。

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 ブッククロッシングとは、読み終えた本に固有の番号(IDナンバー)を付け、本を手にした人がホームページでIDナンバーを入力するとその本がどんな国や日本の地域を渡って読み継がれた経緯がわかるもの。2001年アメリカでスタートし、2007年8月現在、世界130カ国、約60万人の会員によって400万冊以上の本が登録されている。うち、日本の会員は1,200人。

 同イベントでは、ブッククロッシングの具体的な始め方や仕組みをその場で体験してもらい、認知向上を目的とする。「イベントはあえて外で開催することにした」とブッククロッシング・ジャパン運営局の財津さん。パソコンを3台用意し、パイプ椅子や長いすを準備するという。「イベントに関しては素人だが、やるしかない」(財津さん)と意気込みを見せる。

 「COW BOOKS中目黒店」(東京都目黒区)では、約3年前からブッククロッシングの取り組みに賛同し、店内に「オフィシャルクロッシングゾーン」と呼ばれる場所を設けることで登録された本を取り扱う「中継地点的な役割」を担ってきた。同店の吉田店長は「参加する人が仕組みを知って面白いと思ってもらえるかが重要では。自分の手放した本が人から人へ渡り、各地を『旅する』過程がわかるのは言いがたい感動がある」と、主催者の財津さんらにエールを送る。

ブッククロッシング・ジャパンCOW BOOKS

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