マツダは8月30日、広島市が募集していた広島市民球場（広島市南区南蟹屋2）の命名権を取得した。マツダが同球場の命名権を取得するのは2期連続2回目となる。

「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」外観

　球場名は2009年より使っている「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」（公式略称＝マツダスタジアム）。命名権料となる契約金額は年間2億2,000万円で、球場名の使用期間は2014年4月1日～2019年3月31日の5年間。

　広島市民球場はカープの本拠地として2009年に開場。広島市は球場の大規模修繕の財源を確保するため命名権制度を導入。契約期間が2014年3月31日に満了することから、新たな取得者の募集を呼び掛けていた。

　同社では地域貢献活動として取り組み、広島と同球場の永続的な発展に寄与するため、今期も同球場の命名権取得に応募していた。今後、広島市、球場を本拠地とする広島東洋カープと命名権に関する契約を締結する予定。