広島・京橋川からほど近い銀山町に4月14日、カフェ「銀山ベース」(広島市中区銀山町、TEL 082-546-2238)がオープンした。
水と緑に恵まれたロケーションに引かれ、これまで経験を積んだ飲食業で独立を果たしたのは岩国市出身の山村学裕さん(33)。大きなクスノキが正面にそびえ立ち、今年3月にフルリノベーションした築32年の賃貸マンション1階へ出店した。
店舗面積は約8坪。席数は、カウンター=6席、テーブル=4人掛け2卓の8席を設け、カウンター下には切り株の足置きを用意した。店内は温かみを意識して木目調で統一。出入り口に観音扉を用い、営業時は開け放って外光を店内に取り入れる。
ドリンクメニューはエスプレッソ(250円)、カフェラテ、カプチーノ、アールグレーやダージリンなどの紅茶(以上350円)、パッションフルーツなどのスムージー(400円)ほか。アルコールは、ビール(500円~)、ノンアルコールビール(400円)、ウイスキー、グラスワイン(以上500円)など。
このほか、ホットドックやフライドポテト(以上400円)、同店「一押し」のカツサンドとポテト、ドリンクをセットにした「銀山ベースサンド」(800円)などのフードもそろえる。モーニングには、トーストとドリンクのセットメニューも用意。トーストはシナモン、小倉椿、モッツアレラ、バニラ、ハニーシュガーなど12種類。時間外には単品(150円)で提供する。
利用客は地域の住民やビジネスパーソン、観光客など幅広く、利用スタイルはさまざま。店内には新聞数紙とカウンター席には電源ケーブル3カ所を用意する。「人々が憩い、集い、発信していく場所にしたい」と山村さん。店名には、誰でも分かるようにと、地名も入れた。客単価は、昼=約300円~500円、夜=約1,500円。事前予約で貸し切りにも対応する。
営業時間は8時~22時(モーニングは8時~11時)