広島駅ビル「ASSE（アッセ）」（広島市南区松原町）が3月2日、フロアリニューアルを行い、全国初登場となるショップを含む11店舗が新規オープンする。

アッセ直結するJR広島駅

　店舗数で「過去最大級」の改装に取り組むのは3階～5階の物販フロア。JRに直結する3階を中心に、ブランドやイメージアップに力を入れ、新店を誘致した。フロア構成は3階・4階＝ファッション・雑貨、5階＝書籍・リラクゼーションやネールなどのサービス。

　全国初登場となるのは、レディス向けカジュアルアイテムを展開する「シュテフィス」（ノーリーズ）や服飾雑貨のセレクトショップ「メルティングポット・スルース」（ナカヌキヤ）。レッグファッションを提案する中四国初のシューズショップ「ピシェアバハウス」（アバハウスインターナショナル）や、西日本初の「フランフラン」（バルス）のニューコンセプトショップも並ぶ。

　メーンターゲットには20～30代の女性を据えるが、男性の利用が目立つ5階フロアには、アイウエアショップ「ジンズ」（ジェイアイエヌ）が出店。レトロアメリカンをテーマにしたユニセックスファッションブランド「ランドリー」（コラボレーション）も登場する。

　ファッションの感度を全体的に上げることで、「フロア間の買い回り強化させ、全体のイメージアップにつなげたい」と中国SC開発マーケティング部開発担当の小林伸一さん。ターゲットに合わせた既存店の再配置やフロア内での回遊性も高めようと導線も見直した。同日は初出店に加え、リニューアル11店舗を含む22店舗がオープンする。

　営業時間は9時～21時。