11月に広島・宇品や呉で営業を開始したカキ小屋が12月1日、「オイスターガーデン」として広島三越(広島市中区胡町、TEL 082-242-3111)屋上にオープンする。
全国一の生産量を誇る広島県産のカキ料理を提供する同所は、冬場に利用がない百貨店の屋上を活用して開く期間限定店。繁華街の中心という立地から、忘年会や新年会シーズンを中心に、県内でのカキ消費量の促進を目指す。運営は、「暖厨」「エルミタージュ」などの飲食店経営やコンサルティングを手掛けるエンタープライズ(袋町)。
メニューはランチとディナーで異なる。ランチでは、オイスターランチプレート(1,500円)、カキフライランチ(1,300円)を用意。飲み放題となるフリードリンク(1,000円)を準備するディナーでは、殻付きのカキ6個とカキ料理8種類、居酒屋メニュー15種類が食べ放題となるオイスターバイキング(大人=2,500円)を提供する。
屋外での飲食のため、風雪を防ぐ風除けの設営も予定。席数は300席。熱かんやお湯割りの焼酎、ホットウーロン茶など、温かいドリンクもそろえる。利用客には、20代前半からのビアガーデン利用客や年末年始に帰省する県外在住者を想定。ホテルにチラシを置き観光客へもPRする。
オースターガーデンは、瀬戸内海への観光客誘致で地域経済の活性化を目指す、「海の道構想」の認定事業として取り組む。事業は昨年10月、広島県が実証事業として運用を開始。宇品や三原、呉で「オイスターロード」として展開している。運営はひろしまO.Rシステム(三川町)。
営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時~22時。2012年4月8日まで。