広島・海の玄関口「広島港」を出発し、厳島神社や広島ベイブリッジを回るナイトクルージングが7月18日から始まる。
ナイトクルージングは、広島港を中心とする瀬戸内海の魅力を生かした観光プラン。広島での滞在時間、宿泊日数を延ばすことを目的に、同日から8月末まで社会実験として実施する。
クルージングには、瀬戸内海汽船(広島市南区宇品海岸1)が所有するクルーズ船「銀河」を利用。船内では、ディナーやバーベキューなど食事を取ることができるほか、厳島神社やマリーナサーカスの観覧車、宇品大橋、三菱重工江波工場など、施設のライトアップも楽しめる。
広島市観光振興ネットワーク会議が昨年度から取り組み出した同事業。昨年は2743人が利用。アンケートには、利用客の約25%に当たる690人が回答し、同時期の「銀河」に比べ、利用客が約1.8倍増加する結果となった。「利用された方の年齢層は幅広い」と広島観光コンベンションビューローの木村さん。「銀河に比べ割安なコース設定を行ったことも利用を促進させたのでは」としている。
料金は男性=5,500円~、女性=5,000円~、中高生=3,500円~。8月31日まで。問い合わせは広島湾ナイトクルージング実行委員会事務局(TEL 082-244-6156)まで。