プレスリリース

西日本初。国土交通省認定プロジェクトとして広島・八丁堀の築46年ビルが「防災拠点」へ再生

リリース発行企業:株式会社メタ不動産

情報提供:


※2025年7月外観

※竣工イメージ

株式会社メタ不動産(本社:広島市西区、代表取締役:松本真志)は、(※)西日本で初めて国土交通省「中小ビルのバリューアップ改修投資促進モデル調査事業」に採択されたプロジェクトとして、
株式会社増岡組様の保有ビルである築46年の旧耐震基準ビルを全面的に再生する
「HATCH八丁堀バリューアップ改修事業」を2025年7月より着工しました。
本事業は、老朽化建物の耐震性能・省エネ性能・快適性・防災機能を飛躍的に向上させ、広島都心部の新たな交流・ビジネス拠点として地域活性化を牽引する取り組みです。
(※)・自社調べ
  ・2025年7月時点
  ・国土交通省が全国の中小ビル再生のモデルとして位置づけるプロジェクトにおける西日本での採択事例として
◆背景
1979年築、RC造4階建の本ビルは、空調・照明・断熱性の陳腐化、耐震性能不足、内外装の劣化により全テナントが退去していました。
広島市中心部の八丁堀エリアは商業・オフィス集積地である一方、老朽化ビルが多く街全体の活力低下が課題です。
メタ不動産はこの問題に真正面から取り組み、「ビルのお医者さん」という名称で地域の安全性向上と経済価値再生を同時に実現するモデルケースを提示します。

◆事業概要


◆改修のポイント
1. 耐震性の飛躍的向上(新耐震基準へ)
 耐震補強工事により耐震評定の Is 値を確保。震度 6 強クラスの地震でも倒壊リスクを大幅に低減し、 
 災害時の復旧時間を従来の 72 時間から 24 時間へ短縮。
2. 省エネ・環境負荷削減
 高効率空調、LED 照明導入により電力使用強度▲35%、CO2排出量▲62t/年削減、光熱費年間
 180万円削減。※自社調べ
3. 地域防災拠点化
 共用部分に非常用電源(太陽光パネルを屋上に設置)、屋上に一時避難スペースを確保し、災害時
 には地域住民・行政・消防と連携できる情報発信ハブとして機能。
4. 地域経済活性化
 3・4 階を分割改修し、スタートアップや小規模企業の入居を促進。DX ツール導入率 100%目標に 
 より生産性向上。


※一時避難所イメージ

※太陽光パネル設置イメージ

◆広島への地域貢献
本事業は、国土交通省が全国の中小ビル再生のモデルとして位置づけるプロジェクトであり、
西日本初の採択事例です。
広島市中心部において、老朽化ビルの解体・建替えに代わる「低環境負荷の再生モデル」として
波及効果が期待されます。
また、耐震性・防災力向上は周辺の安全性を高めるだけでなく、企業誘致や雇用創出による
経済的インパクトも見込まれます。

◆老朽化ビルの総合診療と再生プログラム - 「ビルのお医者さん」事業を開始
「ビルのお医者さん」は、老朽化したビルに対して“健康診断”から“治療”、そして“予防”までを一貫して行う、株式会社メタ不動産の独自事業モデルです。
まずはビルの現状を正確に診断(耐震性能、省エネ性能、設備状態、外装・内装劣化状況など)し、問題点やリスクを「見える化」します。これが、病院でいうところの精密検査にあたります。
診断結果に基づき、耐震補強工事や高効率設備の導入、断熱・気密性の改善、内外装リニューアル、防災機能強化といった“治療”を行います。
必要に応じて分割リノベーションやレイアウト変更も行い、ビルに新しい命を吹き込みます。
さらに改修後も、エネルギー消費や設備状態のモニタリングを継続し、劣化やトラブルの予兆を早期に発見する“予防医療”を実践します。
これにより、ビルの資産価値を長期的に維持し、オーナー・入居者・地域が安心して利用できる環境を守ります。

単なるリフォームではなく、ビル全体の「健康」を守る。
それが私たちメタ不動産の『ビルのお医者さん』です。

◆「SDGs」の取り組みについて



”メタ不動産”は、SDGs達成・ESG実現に向けた取り組みを進めていきます
【該当するSDGs目標】
(1)目標7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに
高効率空調、LED照明、BEMS(ビルエネルギーマネジメントシステム)を導入し、電力使用強度を
35%削減、一次エネルギー消費量を149MWh/年削減。これによりCO2排出量は年間62t削減し、再
生可能エネルギーの利用促進と合わせて地域全体の脱炭素化に貢献します。

(2)目標9:産業と技術革新の基盤をつくろう
旧耐震基準の建物を新耐震基準に適合させる耐震補強工事を実施し、震度6強クラスの地震にも対応
可能な安全性を確保。加えて、OAフロアや高速通信環境、DXツールの標準導入により、入居企業の
業務効率化と生産性向上を支援し、産業基盤の強化を図ります。

(3)目標11:住み続けられるまちづくりを
広島市中心部の老朽化ビルを解体せず再生することで、建設廃棄物を大幅に削減し、周辺エリアの景
観・安全性を向上。
災害時には非常用電源を備えた一時避難スペースとして地域住民や行政機関が活用できる、
「地域防災拠点」としての機能も果たします。

(4)目標13:気候変動に具体的な対策を
省エネ化による温室効果ガス削減(CO2▲62t/年)、断熱性能の向上によって冷暖房負荷を低減。
これにより光熱費を年間180万円削減するとともに、気候変動対策を企業活動の一部として継続的に推進します。
メタ不動産はこれらの活動を進めていきます。
【株式会社メタ不動産について】
当社は地域不動産の価値再生を通じ、環境と経済を両立する街づくりを推進する総合不動産企業です。
売買仲介・賃貸管理から都市再生プロジェクトまで、持続可能な社会の実現に貢献しています。

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社メタ不動産 代表取締役 松本真志
住所:広島県広島市西区井口5丁目1-14
TEL : 082-576-3666

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