被爆建物の日本銀行旧広島支店(広島市中区袋町)で10月27日より、ハロウィーンに合わせてコスプレやアニメ、漫画などのオタク文化、コンテンツ文化を楽しむイベント「コスカレード on ハロウィーン」が始まる。
コスカレードは、日本のカルチャーの一つである「コスプレ」と、その背景にある「アニメ・漫画」などのオタク文化、コンテンツ文化を幅広い層に楽しんでもらおうと企画する新しいイベントブランド。おもちゃ専門店「ホビータウン」の運営を行う住吉屋グループ、広島アキハバラ塾塾長の河口知明さん、広島オタクマップ、広島ものづくりジム、コスプレ衣装のオーダーメイド製作代行「トライマックス」から成るコスカレード実行委員会が主催する。
会期中、さまざまなイベントを開催。27日~31日は、広島アキハバラ塾が所蔵する浮世絵を中心とした、日本文化や芸術作品の展示会「日本文化の新旧比較」を行うほか、30日には、作家や漫画家、シナリオライターなどのクリエーターを育成する私塾「広島ものづくりジム」の現役講師が、公開授業を開講。
31日は地下フロアを開放して、「コスプレハロウィーン」イベントを実施。ドラゴンボール、スーパーマリオ、ガンダム、仮面ライダー、ピカチュウ、メード服など衣装の貸し出しも行う。日本銀行旧広島支店という、「これまでにない場所」を利用してコスプレイベントを行い、新たなイメージを作ることも目的の一つだという。
開催時間は11時~18時。入場無料。10月31日まで。日本銀行旧広島支店では、8月末まで旧広島市民球場で展示していた折り鶴を今月25日から展示。約1,200万羽が2階・3階フロアに並べられている。