先住民「インディオ」の知恵をテーマにしたイベント「アマゾン・インディオ文化展」が5月25日より、アステールプラザ(広島市中区加古町、TEL 082-244-8000)で開催される。
同展では、東京からアートディレクターを招き、枯れ木やつるを利用し、アマゾンの雰囲気を再現するような会場作りを行うという。生活道具、工芸品、装飾品などを中心に約400点を展示する。現地やインディオの住民を撮影した写真は、大きいもので縦1メートル、横2メートルにも及ぶ。
サブイベントは、同26日=インディオ同様に身体に赤い木の実で模様を描く「アマゾンボディーペインティング」、ワークショップの「ネイチャーゲーム」、インディオのリーダーが水について伝えるフォーラム「広島からアマゾンを考える」、27日=世界100カ国以上を旅し、全国を自転車で巡り講演を続ける松本英輝さんによる「地球のスライドショー」、「森羅万像-祈りのコンサート」が予定されている。
イベントには、ブラジルから約2万人を率いるカヤポ族の長老やインディオ研究家などをゲストに招く。同イベント担当者は「若い人にもぜひ参加してほしい」と話している。
開催時間は11時~19時(同26・27日は10時開場)。入場料は、一般=1,000円、中高生=500円。同31日まで。会期中は無休。
また、ラテンアメリカの会のメンバーらが会場の一角で、現地のお菓子などを提供する「アマゾンカフェ」を開設する。「カフェが来場者同士の交流の場になれば」(同担当者)という。27日まで。