広島の看板のない飲食店「PASTA ENZO」(広島市中区銀山町、TEL 090-3173-2962)で6月21日の夏至の日、ステンドグラスのキャンドルナイトが行われた。
ステンドグラスは、広島市在住の会社員・三岳みささんが制作したもの。三岳さんは、サクラダ・ファミリアのステンドグラスで使用される円盤ガラス「ロンデル」に引かれ、3年前から休日を利用しながらステンドグラスの制作を開始。キャンドルナイトは初の個展「mellow」の会期中に開催した。
同展では、オリジナルデザインやティファニーのレプリカランプ、ケイムパネルなどランプを中心に用意。当日は定員16人の店内に並べ、照明を落としてステンドグラスに明かりをともした。「ギャラリーでの観賞とは違い、食事をする間、ステンドグラスの光をゆっくりと感じてもらえる」と三岳さん。これまで制作した作品70点は家で普段使いしていることから、「日用品として使ってステンドの明かりの良さを楽しんでほしい」とも。
営業時間は18時~24時。水曜定休。要予約。今月29日まで。