建築とデザイン視点で考える「広島オリンピック」-若手建築家が提案

今年2月、広島市で開催したプレイベントの様子

今年2月、広島市で開催したプレイベントの様子

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 広島市が2020年の開催に向けて誘致活動を行う「夏季オリンピック・パラリンピック広島」をテーマにした若手建築家によるワークショップ「Hiroshima 2020 Design Charrette(広島2020デザインシャレット)」が6月6日、広島市まちづくり市民交流プラザ(広島市中区袋町)で開催される。

コンセプトのイメージは?

 「10年後のオリンピックのための建築およびデザインに関する提案」を若手建築家が中心となって行う同イベントは、「建築を考えている専門家が提案するオリンピックの形」を建築家とデザイナー、一般市民が一体となって考えるもの。提案を行う建築家やデザイナーは4月30日現在、16組のグループ25人で、3分1から約半数が広島にゆかりがある人で構成される。

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 「広島でもできるということを一つの形として提案したい」と企画・運営を行うメンバーの小川文象さん。「専門家だけで考えていても仕方ない」と昨年は、旧広島市民球場跡地の活用をテーマに取り上げ、若手政治家や業者、市民が一体となって話し合う場を設けた。

 今回は専門家と市民で「都市地方の10年後を考えること」「建築・デザインの立場からオリンピックを考えること」「若手建築家・デザイナーからの提案であること」の3点に重点を置き、デザインシャレットと対話形式によるシンポジウムを実施。

 デザインシャレットは、建築家とデザイナー、参加者が2020年広島オリンピックのための提案を行い、方向性を決めてスケッチや模型などで表現。シンポジウムでは、デザインシャレットでの提案に基づいて「オリンピックによる地方中核都市の再構築の可能性」「建築・デザインが切り開くオリンピックの新たな可能性」について提案プレゼンテーションや議論を行う。

 参加者の目の前で作り上げていく「クリエーティブ」な同イベント。小川さんは「みんなで考えないとどうにもならない」と話し、「世代を超えた会話を実現したい」と意欲をみせる。

 開催時間は、デザインシャレット=9時30分~15時30分、シンポジウム=16時~20時30分。シンポジウムは要予約。問い合わせは同実行委員会東京事務局(TEL 0422-43-9890)佐々木さんまで。