広島市内に石像「イヌクシュク」-冬季五輪古式ロゴとほぼ同じデザイン

広島平和記念資料館から徒歩圏内にあるイヌクシュクの石像

広島平和記念資料館から徒歩圏内にあるイヌクシュクの石像

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 バンクーバー冬季オリンピックの大会公式ロゴとほぼ同じ形をした石像が、広島市内の文化複合施設アステールプラザ(広島市中区加古町4)にある。

正面から見た「イヌクシュク」

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 施設前に設置されている石像「イヌクシュク」は、極北に住むイヌイットが犬ゾリでの雪原移動時や海で漁をするときの道標として古くから使われてきた人型の石像。過去に一度も戦火を交えたことのないというイヌイットは環境保護を訴え、平和を希求するシンボルでもあるとされている。

 石像は1995年、広島平和記念資料館で開催された「極北のイヌイットアート展」を記念してカナダ政府・アムウェイ環境財団、イヌイットの協力によって寄贈されたもの。「世界の恒久平和を願いその道標となるように」との願いが込められているという。

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