広島市現代美術館(広島市南区比治山公園、TEL 082-264-1121)で6月2日より、展覧会「Re-Act 新・公募展2007」が開催される。
同館は、広島にゆかりのある作家を対象に公募「広島の美術」を過去に8回行ってきたが、前回から15歳以上なら誰でも応募できるなど方式を刷新させた。今回の応募ファイル総数は218冊で、うち広島在住=38組、広島県内の高校卒や大学卒を含む広島出身者=19組。入選者は20~30代の若手作家が中心だった(同館担当者)という。
同展では、1次審査を通過した20組(人)のアーティストによる作品が同展のテーマ「Re-Act」に沿って展示される。Re-Actは「反応」「反抗」の意。同展では、現代社会の矛盾に、いかに「反応」「反抗」してきたかという行動の痕跡を明確に表現した作品が並ぶという。
入選作品は映像や参加型インスタレーション、パフォーマンスなどバラエティー豊かな作品がそろう。開催初日の6月2日には、公開による2次審査(14時~)が行われ、16時30分から受賞作品の発表、授賞式が行われる。
開催時間は10時〜17時。入場料は、一般=560円、大学生=340円、小中高生=110円。月曜休館。7月1日まで。