家具やインテリアの販売店「小田億ファインズギガモール店」(安芸郡)に設置されていた「巨大ソファ」の閉店以降の行方について、小田億(広島市西区横川1)に聞いてみた。
通常のソファに比べて約30倍の大きさの巨大な「ギガソファ」は、集客用に名古屋の家具店で作られた特注品。完成後に他店で使用されていたが、同社が約9年前にオープンした同店の目玉として2002年ごろに購入。サイズは、幅=4メートル25センチ、高さ=2メートル55センチ、奥行き=2メートル40センチで、西日本では最大規模の店舗面積約7,562坪を誇る同店1階の吹き抜けスペースに置いていた。
テレビで紹介されるなど注目を集めたソファは、昨年9月に店舗が閉店したことによって同社が手がける西条の店に設置していたが、今年1月に西条の店舗も閉店。横川本店や廿日市店に設置スペースがないことから現在は倉庫で保管しているという。
一時期はオークションでの販売なども検討していたが、同社では「今後については検討中」としている。