1月7日の人日の節句を前に広島市内で野菜や鮮魚を販売する「舟入市場」(広島市中区舟入町)店頭に1月5日、1年間の無病息災を願って食べる七草がゆ用の「七草」が並んだ。
舟入市場は、地産地消運動に力を入れるJA三次(三次市)のアンテナショップ「三次きん菜(さい)館舟入店」(TEL 082-296-8210)と水産物を販売する「丸はた鮮魚館」の共同店舗として2008年12月にオープン。
三次きん菜館舟入店では、三次市全域で取れた農産物や果物、加工品を販売。現在、約1,000人余りが生産者登録は行っている。販売価格は生産者が決めるが市場価格より「2~3割安いのでは」と同店の三山萬則さん。農産物は1日2回店舗に配送し、コンテナに入れて販売している。
三次市内で摘んだ七草は産直市に多く出荷しており、同店には昨日夕方に初入荷した約40個が「七草がゆ」の作り方を記したPOPと共に並んだ。同店では、オープンから1カ月たたない昨年1月5日~7日の3日間で約100個を販売。今年は同じ日程で140個~150個の売り上げを見込む。
営業時間は9時~20時。