広島にイタリアン新店-1人での来店客にも対応、ワンコイン基本に

シェフ兼店長の久保田さん(写真)が希望していた調理場と対面式のカウンター席

シェフ兼店長の久保田さん(写真)が希望していた調理場と対面式のカウンター席

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 広島三越近くに11月24日、巨大パルメザンチーズの上で作るリゾットが名物のイタリアン「cucina cojicoji(クッチーナコジコジ)」(広島市中区胡町、TEL 082-246-0339)がオープンした。

リゾットを作る巨大チーズ

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 同店は、広島市郊外で居酒屋を展開する雑魚倶楽部(佐伯区五日市駅前2)の系列店で、イタリアンを提供する新業態。シェフ兼店長を務めるのは、広島でイタリアンや和食、洋食を学んできた久保田暁浩さん(36)。「カウンター越しにお客さんと話をしたい」と約17坪の店内に、カウンター9席とテーブル席12席を設けた。店内は清潔感を出すため白を基調に統一した。

 フードメニューは、1人での来店客やつまみとしてのオーダーを見込みスモール(S)とレギュラー(R)の2種類を用意。スモールサイズは1コインの500円で統一する。17キロの巨大なパルメザンチーズに器状の穴を開け作るリゾット(1,200円)や、イタリアの煮込み料理「トリッパ」(R=750円)、チーズをのせてオーブンで焼いた「豚バラ肉のトロトロ煮込み」(R=8 50円)、「牛心臓肉のステーキ ゴボウのソース」(S=500円、R=950円)、ワインに合うという「パリパリパルメザンチーズ」(S=500円、R=700円)、1.5人前(120グラム)のパスタ「エビとブロッコリーのトマトソース(1,200円)」など。

 ランチは「アサリとエビのぺペロンチーノ」ほか2種類のパスタとパン、サラダのセット(750円)を用意。ドリンクは、生ビールやグラスワイン、カクテル、日本酒、ソフトドリンクなどを1コインで提供する。客単価は、昼=750円、夜=2,000~3,000円。

 ターゲットには、女性を中心に周辺で働くビジネスマンを想定。「ランチをきっかけにディナーにも足を運んでもらえれば」と久保田さん。ディナーには、予算に応じたコース料理や「『おすすめメニュー』を用意したい」とも。1人前の料理を提供していることから「1人でも入って来られるアットホームな店にしたい」と意欲をみせる。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=18時~23時。

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