広島に屋内スケートパーク併設の飲食店-工場改装、他店との差別化図る

屋内スケートパークは飲食店の2階からも見ることもできる

屋内スケートパークは飲食店の2階からも見ることもできる

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 広島のSCダイヤモンドシティソレイユ(安芸郡)そばに9月20日、屋内スケートパークを併設した飲食店「FURY(フューリー)」(TEL 082-287-3505)がオープンした。

倉庫の壁面には店名もペイントされる

 ソレイユから徒歩圏内にオープンした同店は、脱サラした大田武さん(33)と麻理絵さん夫妻が運営する屋内スケートパークがウリの飲食店。「飲食関係の店を持ちたかった」という大田さんは、「単体での経営は難しい」と天候に左右されない屋内スケートパークを併設し、他店との差別化を図った。店舗は、友人の力を借りながら自分たちの手で、工場を約2カ月間かけて改装したもの。白を基調とした店内が通りからも見えるようにエントランスにはガラス面を大きく取り入れた。

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 店舗面積は約44坪で、そのうち4分の3を占める楕円(だえん)形のスケートパークの大きさは12メートル×8メートル,、深さは約1.8メートル。スケート業界に小学生や中学生が少ないことから「若手の育成にも力を入れたい」と初心者でも挑戦できるように傾斜をなだらかにしている。

 飲食店は1階と2階の2フロアに別れており、どちらでも食事ができる。2階はスケートパークが望めるよう壁面をガラスにしていることから、「子どもを滑らせながら親はお茶ができる店にしたい」と太田さん。店内では、カレー(800円)やホルモン焼きソバ(750円)、フライドポテト(450円)などのフードやソフトドリンク(300円)、生ビール(500円)、ノンアルコールビール(500円)、カクテル(750円~)ほかアルコールも提供しており、スケートパーク利用者からの需要もあるという。席数は15席。

 現在、スケートパークは仕事帰りのビジネスマンなど男性の利用が8割を占めており、夜に利用者が多いという。午前にはプロスケーターが指導に当たるスケート教室(1回3,000円食事付き)も行い、初心者も参加できる間口を広げる。太田さんは、「施設だけでは入りにくいので、飲食スペースの利用をきっかけにスケートに興味を持ってもらえれば」と相乗効果に期待を寄せる。

 スケートの利用料金は、平日=1日1,000円、1時間500円、土曜・日曜・祝日=1日1,500円、1時間750円。数は限られるが、スケートボードやヘルメット、プロテクターも無料で貸し出している。

 営業時間は11時30分~23時。月曜定休。