広島の河川敷を「青空美術館」に-Tシャツ200枚を野外展示

昨年開催された「ひろしま青空美術館」では野外に486枚のTシャツを展示した

昨年開催された「ひろしま青空美術館」では野外に486枚のTシャツを展示した

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 白地のTシャツに参加者の手形を集めていくイベント「ひろしま青空美術館」が10月10日~12日、広島中央公園そばの太田川河川敷「ポップラ通り」(広島市中区基町)で開催される。

ライブペイントの様子

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 広島でアートを盛り上げようと2004年に結成した任意団体「ひろしま青空美術館」が主体となって行う参加型の同イベント。これまで、イラストをプリントしたオリジナルTシャツなど「お気に入り」の1枚を事前に募集し、会場となる太田川河川敷にロープを張って並べていたが、今回は用意した白地のTシャツ200枚に会場を訪れた人の手型をとっていく。

 手形はTシャツのすそに記し、来年は腹部辺りにイラストを描くなどして、年を重ねるごとに1枚のTシャツが完成していく構想だ。2004年の結成から継続して開催している同イベントで、当日参加型の試みは初めて。会場では、イラストレーターの黒田征太郎さんのTシャツも展示するほか広島の音楽バンドによるライブやアート集団「Blue lab.(ブルーラボ)」によるライブペイントも行う。

 天候に恵まれた昨年は3日間で約800人が来場。「お気に入りTシャツ」は県内を中心に486枚が集まり、通りがかった人や親子連れ、若者など幅広い世代が立ち寄った。

 開催時間は10時~17時(最終日は15時まで)。ライブは11日の17時30分から、ライブペイントは12日に行う。

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