オランダ発のデザインレーベル「droog(ドローグ)」の展示即売会が10月2日、広島・平和大通り沿いの「オリエンタルホテル広島」(広島市中区田中町)1階ギャラリーで始まった。
ブランコが完成する「Swing with the plants」
ドローグは、「形ありきのデザイン界に対して、実際的なデザイン志向でスタートした」オランダ発のデザインプロジェクト。手がける家具やインテリアアクセサリーは、形体重視とは対照的な考え方で提案しており、昨年にはオランダ国外初のショールームを渋谷にオープンしている。
ギャラリーは、1階=アウトドア、2階=リビング・ホテルルームとテーマごとに構成し、ドローグの初期作品から新作まで20点を展示。展示内容は、初期作品の毛布や古着によって作り出された袋を重ね合わせたラグチェアー「Rg chair」(102万9,000円)や貼るだけで額縁が完成する柄テープ「Do frame」(2,520円)、おしゃぶりのような形状の吸盤フック「Sucker」(2,520円)、壁紙の上から貼り付ける穴の開いた壁紙「Peepshow wallpaer」(1万1,550円)、座面の穴に土を入れ、ツタの種を植えるとツタが絡まりブランコが完成するという「Swing with the plants」(8万4,000円)など。
開催時間は11時~20時(最終日は17時まで)。入場無料。11月18日まで。