鍋焼きラーメンとザルラーメンが主力のラーメン店「鍋焼らうめん ぽん」(広島市中区幟町、TEL 082-500-5025)が8月下旬、南区東雲の住宅街から市電・銀山町電停そばに移転オープンした。
流川のラーメン店「ひさし」で修行した店主本田幸也さん(41)が切り盛りする同店はカウンター9席の「手ごろなサイズ」(本田さん)の店。店舗面積は約6坪で、メニューはラーメン2種類やご飯(100円)、18時から提供するギョーザ(380円)、瓶ビール(480円)など。
主力となるのは「鶏白湯スープ」と中細ちぢれ麺が特徴的な「鍋焼らうめん」(680円)と、温かいつゆに冷たい麺をつけて食べる「ザルらうめん」(780円)の2種類。「鍋焼らうめん」は半熟煮たまごにチャーシュー、モヤシ、ハクサイ、ネギが入った鍋の中央に「スープを最後まで飲んでもらいたい」(同)とアクセントに大根おろしを入れた一品。夏季限定かと思われがちな「ザルらうめん」は通年で提供しており、どちらも好評だという。
周辺にはオフィスビルも多いことから、ビジネスマンのランチ利用を中心に見込む。客単価は680~780円とラーメンの代金そのまま。3年半の修行を得て、独立し住宅街で2年営業した後、広島市内中心部に店を構えた本田さん。「いつかは行列のできる店にしたい」と意欲をみせる。
営業時間は、月曜・火曜=11時30分~14時30分、水曜~金曜=11時30分~14時30分・18時~24時、土曜・日曜・祝日=11時30分~15時30分、17時~24時。