広島の雑食系ミニシアター、10周年でオールナイト「めちゃ怖」企画

深夜0時から「横川シネマ」で上映する山下敦弘監督の「めちゃ怖」シリーズの一場面(C)2009 SODクリエイト

深夜0時から「横川シネマ」で上映する山下敦弘監督の「めちゃ怖」シリーズの一場面(C)2009 SODクリエイト

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 11月で10周年を迎える広島の「雑食系」ミニシアター「横川シネマ」(広島市西区横川町3、TEL 082-231-1001)で9月12日、オールナイトイベント「めちゃ怖」ナイトが開催される。

「霊能者を名乗る男」と山中を歩く山下監督

 同館は1999年から運営を始めたミニシアターで、自主上映レイトショーと「知名度には乏しくとも見どころの多いインディペンデント作品」を中心に上映。広島で未発表の作品上映だけでなく、場内でのライブイベント、ワークショップも企画している。

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 当日上映するのは、映画「天然コケッコー」「リンダリンダリンダ」を手がけた山下敦弘監督作品の「めちゃ怖」シリーズ。「めちゃ怖」は、ホラーを思わせる公式サイトとは裏腹にコメディータッチが強く、劇場公開用ではなくDVDリリース用の作品。

 同作品は、霊を信じていない山下監督が「霊が見たい」とオファーを快諾し、作中にも超自然噂調査隊隊長として出演も果たしている。イベントでは、「めちゃ怖vol.1 呪われた心霊フィルム編」「めちゃ怖vol.2 恐怖!心霊スポット十連発編」「めちゃ怖vol.3 霊能力を持つ男編」の3作品を連続上映する。

 霊感のあるアシスタントとともに母校の大学に赴く1作から霊との出会いを求めて日本の心霊スポットを回り、幽霊が出るという場所でシャッターを切り続ける2作。「霊能者を名乗る男」の存在を聞きつけ、その男の能力を実証するためにダウジング実験を試み、真相不明のままに終わったが法外な請求書が届いた3作に加え、「めちゃ怖」の原点と言われる山下監督のショートフイルムを深夜0時から上映する。1部終了後には監督が登場するトークショーも企画。

 山下監督の作品を初期のころから上映していた同館の溝口徹さんは「意気込みすぎずやってきた。(10年)続いちゃったなぁ…」とポツリ。「10年の総括よりも、これからにつながれば」と支えてくれた周囲の人への感謝の気持ちを込めてこれからもイベントを企画していくという。

 開催時間は深夜24時~翌6時ごろまで。料金は、前売り=2,500円、当日=2,800円。

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