ボリュームが特徴的な広島のジェラート専門店-冷夏で客足が好調

「ダブルコーン」に盛った野イチゴと竹炭きなこのジェラート

「ダブルコーン」に盛った野イチゴと竹炭きなこのジェラート

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 ボリュームのあるジェラートを提供する広島・中の棚のジェラート専門店「ポーラーベア」(広島市中区立町、TEL 082-244-8830)は、昨年に比べて日照時間が短いことから客足が伸びている。

イメージキャラクターはシロクマ

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 2005年のオープン以降、その日に作ったジェラートを提供し続けている同店。ボリュームのあるジェラートに驚く客も多いが、「(量が)多いと感じる方ほどコーンまで召し上がられる」と呼坂敦史店長。フレーバーは約30種類の中から、日替わりで14種類が店頭に並ぶ。

 フレーバーはミルクや抹茶、チョコチップなどの定番に加え、「竹炭きなこ」「マスカルポーネチーズ」「チャイラテ」など工夫を凝らしたものや「マンゴー」「ラムネ」のような季節限定をそろえる。来店客の年齢層が幅広いことから人気メニューはまちまちだが、注文が多いのはジェラート2種類を盛った「ダブルコーン」(350円)。シングルコーン(300円)に比べ約1.5倍のボリュームだという。このほか、シングルカップ(350円)やジェラートを挟んだ「ジェラートもなか」(150円)、5種類のジェラートをカップに盛り付けた「favorite5」(450円)を用意する。

 同店では、店内でのイートインにも対応するが、回転率を重視するため、テーブルは用意していない。席数は約20席。客単価は350円。ターゲット層には、10代~20代の「若い世代」を据えることから、ボリュームや価格、豊富なフレーバーを意識する。

 梅雨明けを迎え、30度を越える日が続く広島だが「昨年の猛暑日に比べ、客足が伸びている」と店長の呼坂敦史さん。周辺には他のアイスクリーム店も並ぶが、商品の価格帯やターゲット層が異なることから売り上げに影響はないという。

 営業時間は12時~20時。

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