広島パルコ本館正面に5月2日、カフェ「47(キャラントセット)un cafe quotidien(アン カフェ
コティディエン)」(広島市中区本通、TEL 082-545-3221)がオープンした。場所はイノシシ料理店「深山(しんざん)」跡。経営は、飲食やアパレルを手掛けるジェリーフィッシュドット(本社=広島市中区小町)で、広島でのカフェ出店は6店舗目。
「街の喧騒(けんそう)の中にあって、素朴で温もりのあるカフェ」をコンセプトにした同店。店舗面積は約32坪。キナリやベージュ、木目調の什器で統一した店内には、店舗空間に合わせて作った幅約12メートルの特注ソファを置いた。席数は約50席。
同店の特徴は、「日本人になじみの深い洋食」と1ホールで提供するシフォンケーキ「ベベシフォン」。ランチタイムは、「キッシュとポタージュスープ(パン付き)」(980円)、デミグラスソースのオムライス(980円)などパスタやドリアなど7種類を用意し、ディナータイムでは、ディナープレートで「キッシュとポタージュスープ」(1,000円)、「ハンバーグステーキ」(1,200円)などをパン付きで提供する。
このほか、「サラダコンプレット」(800円)、「揚げじゃがいもとベーコンのオムレツ」(780円)、「チーズマカロニグラタン」(800円)、「かぼちゃと海老のクリームパスタ」(880円)やサンドイッチ(600円)なども。フードでは、魚や肉だけではなく野菜も多めに取れるように意識し、「食材はオーガニック、有機にこだわった」(同社)という。
スイーツは、直径約10センチの「ベベシフォン」。ショートケーキをイメージした「イチゴ」(600円)やチョコレートを生地にもたっぷり練りこんだ「ショコラ」(550円)、フランス産のマロンペーストを使用した「栗」(580円)、生地に抹茶を練り込み、ヒヨコ豆や大納言など5種類の豆を使った「抹茶」(630円)など6種類を用意。シフォンケーキはテークアウトも可能。
周囲にはコーヒーチェーン店が目立つが、同様のカフェが少ない。客単価は1,000円を見込む。営業時間は11時30分~翌2時(ランチタイム=11時30分~16時)。