ボトルの中の「小さな地球」-ボトルビオトープを広島のフリマで販売

水が減ったら水道水を足していけばいい管理が簡単なボトルビオトープ

水が減ったら水道水を足していけばいい管理が簡単なボトルビオトープ

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 ボトルの中に砂利や水ゴケ、水草などを入れて「生き物が生きていくための環境」を作った「ボトルビオトープ」が4月12日、広島市内のデザイン会社2社が企画したフリーマーケット「お気楽市」(広島市西区古江新町)で販売される。

タニシや炭をボトル内に入れることも

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 透明なボトルに塩分の含まれない砂利、水ゴケ、水草、水、卵の殻を入れたボトルビオトープの販売を行うのはデザイン会社「絵図屋」(中区広瀬町)の部家幸男さん。人の手を加えないボトルの中で、たくさんの微生物や植物、水と空気が循環する「小さな地球」と部家さんが巡り会ったのは熱帯魚店。熱帯魚が好きで通っていた店で「アクアリウム」に詳しい「知識が豊富な店長」と話すうちにアクアリウムからボトルビオトープ引かれ始めたという。

 ボトルビオトープの魅力について、水中と水の外では植物の葉の大きさや形、茎の太さも変化することや枯れていたと思っていた植物が生きているなど発見が多く、「自然のきれいさに癒やされる」と部家さん。ボトル内に入れるのは、サボテンやツバキの枝、ミカンなどのかんきつ類の種や米などさまざまで、自然光よりも蛍光灯の方が置いておく環境に適していることから、一定の空調を保てるデスクの上が「おすすめ」だという。

 手を加えるよりも多少放っておくほうが長持ちし、水道水を足していくだけで成長していくボトルビオトープ。広島市古江の倉庫で開催するフリーマーケットでは30個を販売する。価格は800円。

 8店舗が参加するフリーマーケットの開催時間は10時~16時30分。問い合わせは部家さん(TEL 080-1916-7979)、納島さん(TEL 090-7590-8647)まで。

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