広島地下街シャレオ(広島市中区基町)中央広場そばに12月15日から、期間限定のギャラリー「ギャラリーG+S」がオープンした。
女性向けアパレル店の後にシャレオ初のアートスペースとして期間限定オープンした同店。内装や什器はそのまま使用し、約50坪のスペースを使って20~30代の若手アーティストが自由に作品をディスプレーする。参加するアーティストの多くが広島市立大学・大学院生で全員が広島在住者。
同店では、若手アーティストの紹介だけではなく、「一般の方からの意見を場にもなれば」と広島地下街開発営業の佐伯洋さん。アーティストを2~5人のグループに分け、週替わりで日本画、彫刻、油絵、染色、アクセサリーなどさまざまな作品の展示販売を行う。
広島市立大学院で彫刻を専攻する浅野元士さんは動物をモチーフにした彫刻や平面作品を展示する傍ら、10メートルの模造紙に色鉛筆で動物を描くライブペイントで来場者を楽しませる。浅野さんは「自分から話しかけるのはなかなかタイミングが難しい」と人通りの多い展示会場で苦笑いも。来場者は1週間で約200人、買い物途中などの女性が立ち寄ることが多いという。
店名の「ギャラリーG+S」には、アーバンビューグランドタワー敷地内で若手アーティストの作品展示を行っているギャラリー「ギャラリーG」(八丁堀)にシャレオやセレクトの意味を込めて「+S」を付けたという。
開催時間は11時~21時。来年1月31日まで。