広島アートディレクターズクラブ、初の審査会開催へ-詳細発表

初の審査会を開催する広島アートディレクターズクラブの告知ポスター

初の審査会を開催する広島アートディレクターズクラブの告知ポスター

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 広島アートディレクターズクラブ(略称=広島ADC)は10月、来年2月に行う第1回公開審査会の審査員と各賞の詳細を決めた。

 広島ADCは広島県在住のクリエーターを対象に年1回、優れた作品の選出と審査を行う組織。応募対象となる分野はポスター、新聞・雑誌広告、パンフレットやリーフレット、カタログ、書籍などのジェネラルグラフィック、パッケージ、ディスプレー、ロゴ、ウェブ、映像、TVCMなど幅広い。参加条件は、クリエーティブ活動で生計を立てているプロのクリエーターであることの1点で、個人での参加が原則。

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 東京ADCは全国から作品を集めているが、マーケットの広さやデザイナーの多さから90%を東京のクリエーターが占めており、「地方の優秀な人材を掘り起こそう」とアートディレクターのはせがわさとしさんが呼びかけた富山を皮きりに札幌、新潟でADCが立ち上がった。広島が4件目となる。

 審査員はグラフィックデザイナーの青葉益輝さん、浅葉克己さん、長友啓典さん、富山ADCを設立したはせがわさとしさんに加え、札幌ADCでグランプリを受賞した岡田善敬さんの5人。審査会は一般に公開され、広島から審査員を出さないことで閉塞的な地方のしがらみとは関係なく審査を行う。

 広島ADCの各賞はグランプリ、準グランプリ、広島ADC賞、部門賞、審査員特別賞、会員審査賞の計21点。入選は部門ごとに出品作品の過半数を選出し、グランプリ受賞者は次回開催の広島ADCの審査員も努める。

 「業界で無名であっても受賞する可能性があることが面白い」と広島ADC準備委員会代表の納島克宗さん。ビジュアルでコミュニケーションを表現できる人からの応募に期待を寄せる。1回目となる広島ADCでは400点の作品を募集し、半数の約200点を年鑑に収録する予定。

 作品の受け付けは、審査会前日の2月6日にアステールプラザ(広島市中区加古町)で行う。問い合わせは、デザイン事務所「ROCKETS」(TEL 082-502-6540)まで。