
広島市中心部の商業施設「パセーラ」(広島市中区基町)7階フロアにオープンする「広島もとまち水族館」の開館記念イベントとなる写真展「日本の美しい水族館」が10月31日から始まる。
全国100館以上の水族館を巡って撮影を続ける写真家・銀鏡(しろみ)つかささんによる展示で、日本各地の水族館で出会った生き物の姿を写した39点の作品を紹介する。観覧無料。
同展は、銀鏡さんの著書「日本の美しい水族館」を下敷きにした巡回展。書籍未収録の作品に加え、広島もとまち水族館の開館前に銀鏡さんが撮影した新作3点も公開する。会場では、水槽の照明や水面の反射が生み出す幻想的な光のゆらぎや、生きものたちの自然な表情を捉えた作品を集める。銀鏡さんは「水族館はどこも同じようでいて、それぞれが違う。生きものと空間の個性を感じてもらいたい」と話す。
開催時間は10時~19時。2026年1月12日まで。
写真展開催を記念し、11月1日には銀鏡さんのレクチャー付き貸切撮影会を実施する。定員20人、参加費は7,000円。銀鏡さんによる作品解説や撮影技法の講義の後は閉館後の館内を自由に撮影できるようにしする。申し込みは公式ウェブサイトで受け付ける。