
「学生運賃均一キャンペーン」が7月22日、広島県内の一部高速バス路線で始まった。
中国バス(広島県福山市)が、学生の帰省や観光、通学などでより気軽に高速バスを利用できる機会を提供しようと企画した。
対象となるのは、福山~広島線(ローズライナー)、びんご府中~広島線(リードライナー)、因島・尾道~広島線(フラワーライナー)、甲奴・上下・甲山~広島線(ピースライナー)、福山~因島線(シトラスライナー)の5路線。夏休み期間中は学生証を提示すると片道運賃が一律500円または1,500円となる。通常は最大2,300円程度の運賃がかかる区間も含まれる。
キャンペーンの実施日は平日限定(お盆期間は除く)。予約制ではなく先着順での利用となるため、乗車時はバス停に並ぶ必要がある。降車時に車内で学生証を提示し、現金または交通系ICカードで精算する仕組み。
キャンペーン開始に合わせ、「びんご府中~広島線」「因島・尾道~広島線」の2路線ではダイヤ改正を行う。広島駅へのアクセス便が増便され、利便性が向上する。
9月30日まで。