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広島城の現・天守で最後の「メモリアルデー」 城ならではの体験企画用意

来年3月に閉城する広島城天守で最後の「広島城メモリアルデー」 が開催される

来年3月に閉城する広島城天守で最後の「広島城メモリアルデー」 が開催される

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 「広島城メモリアルデー」が6月1日、広島城(広島市中区基町)天守と本丸上段で開催される。

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 広島城天守は2026年3月22日に閉城が決まっていることから、現在の天守で開催する最後のメモリアルデーとなる。

 広島城跡の北西隅に建つ現在の天守は、1958(昭和33)年に建てられた。鉄筋コンクリート造の5階建て。広島市で同年4月~5月に開催された大規模な博覧会「広島復興大博覧会」に合わせて再建した。

 同博覧会は原爆投下から13年が経過した町の復興の成果を国内外に示すために広島市内の3会場で開き、広島城も会場の一つとして活用された。安土桃山時代に建てられた木造の大天守は1945(昭和20)年8月に原爆の爆風で倒壊。

 その後、同年6月1日に郷土館(博物館)として開館。現在では毎年、開館を祝うメモリアルデーを行い、城ならではの体験イベントを行っている。

 当日は、かぶと試着、御城印作り、天守攻めラリー、天守ガイド、広島城キャラクター「しろうニャ」との撮影会などを行う。天守では「しろうニャ」特製うちわを来場者に配布する。無くなり次第終了。

 開催時間は10時~16時。観覧無料。荒天中止。

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