広島駅からMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島(マツダスタジアム)をつなぐ「カープロード」沿いに10月1日、「アパホテル 広島駅前スタジアム口」が開業した。
エリアの特性を生かし、通常ゲートはオレンジ色で統一するが、全国で唯一となる赤色のゲートを採用。ルームカードキーや館内マットなど広島東洋カープのセ・リーグ優勝回数に合わせて合計9カ所に赤色を取り入れた。今後もカープが優勝する度に1つずつ赤色のポイントを増やしていく予定。
客室は全242室。スタンダードルームのほか、客室内から在来線の往来を見下ろすことができる「トレインビュールーム」や隣り合う客室をつなげて最大4人まで利用できる「S-Sコネクトツインルーム」を総客室数の約7割に当たる86組172室設ける。
同社は広島駅前エリアでドミナント戦略を図っており、現在3棟・1263室を運営する。2008(平成20)年に開業した「アパホテル 広島駅前」(全91室)は、10月1日をもって一度営業を終了し、2027年に全221室の新築ホテルとして再開業する計画。2028年には地上32階建て・全600室の「アパホテル&リゾート 広島駅前タワー」が広島駅南口に隣接して開業予定となっており、建築・設計中を含めると広島駅前エリアでは5棟2084室の展開となる。