現代アートの老舗画廊で最後の展覧会-ミロやダ・ヴィンチ展示

写真=日本の紙幣をまねたユニークな作品。展示品の1つで、赤瀬川源平の「大日本零円札」。

写真=日本の紙幣をまねたユニークな作品。展示品の1つで、赤瀬川源平の「大日本零円札」。

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 広島で40年の歴史を持つ老舗の企画画廊「リベラルアート」(広島市中区袋町、TEL 082-242-7705)で9月9日から、オーナーの好みで作品を集めた展覧会「オーナーズコレクション」が始まった。リベラルアートは、同展を最後に閉廊し東京へ移転する。

 もともと版画を専門に取り扱っていた同画廊だが、三代目オーナー・沖山陽子さんの意向により、7年前から現代アートまで幅広く取り扱うようになった。

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 今回、時代やジャンル、形状を問わずに展示する作品は約30点。最も古い作品は、紀元前250年の中国の骨董「みみづく/内蒙古・夏家店下層」(63,000円)。ミロの「岸壁の軌跡I」(403万円)は大作で、横=1メートル、縦=58センチと目を引く。ダ・ヴィンチの「最後の晩餐(ばんさん)(コピーエール版)」(472,500円)は、原本をの後の人間が模写して銅版に落としたもので、全て線で表現されている。ひときわ額が分厚いジャコメッティの「(終わりなき巴里)人物/顔」(240,000円)は両面に絵が施してあり、額に装飾したままリバーシブルにできる珍しい品。

 初日の昼にはスーツ姿のビジネスマンらが訪れ、アートアドバイザーの森田麻水美さんから作品の説明を受ける姿も。「初めて展示する作家や絵があり個人的ににんまり」と森田さん。展示予定の作品が多いため、期間中に作品の入れ替えを行う。

 開催時間は11時~19時。今月23日まで。

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