広島経済新聞の2024年上半期PV(ページビュー)ランキング1位には、アウトドアメーカー「スノーピーク」(新潟県三条市)の中国地方初となる直営店オープンを伝える記事が輝いた。
ランキングは、今年1月1日から6月30日までの半年間に配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。10位までのランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 広島に「スノーピーク」直営店 中国地方初、売り場は国内最大級(4/8)
2. 広島のバス3社が「ICOCA」を導入 PASPY終了で(2/15)
3. 広島に「IKEAポップアップストア」 県内初、雑貨など200アイテム販売(5/15)
4. 広島に夜アイス専門店 ソフトクリーム20種類提供、背徳感が病みつきに(4/5)
5. 広島で「とうかさん大祭」「ゆかたできん祭」 中央通りは歩行者天国に(6/5)
6. 広島で「バウムクーヘン博覧会」 全国からご当地バウムなど300種類が集合(3/13)
7. 広島にロンドン発のスイーツショップ「きこりけーき」 京都に続く2店舗目(5/13)
8. 広島初・水曜どうでしょうキャラバン、呉で9月開催へ 「遊びに来てクレ」(5/31)
9. 広島初、「イオンタウン楽々園」 2024年冬に開業予定 テナント70店が入る(1/17)
10. 広島・呉の「グリーンピアせとうち」跡にシャトレーゼ売店 ホテルに先行(5/21)
スノーピークは5月、中国地方初となる直営店「スノーピーク ジアウトレット広島」を商業施設「ジ アウトレット広島」(広島区佐伯区)に出店した。店舗面積は約180坪。同社が展開する店舗では最大級の広さという。店内の広さを生かして、テント付き大型カーゴトレーラー「フィールドトレーラー」を常設展示する。今年9月には、中国地方2店舗目となる直営店を福山市に出店する。正確な場所は明かしていないが、SNSでは同社が公開したイメージパース図から福山駅南口のニューキャスパにテナントとして入るのではないかとの声も上がっている。
公共交通の話題も関心を集めた。バス事業者の広島バス、広島交通、中国ジェイアールバスが県内のバスなどで利用できる交通系ICカード「PASPY(パスピー)」に替わり、JR西日本の交通系ICカード「ICOCA(イコカ)」を導入すると共同で発表。PASPYは広島県内のバス、路面電車、アストラムライン、宮島ロープウェー、宮島口から宮島に渡るフェリーで利用できる。2008(平成20)年1月にサービスを開始したが今後、機器の老朽化による更新に多額の投資が必要で、システムの維持が困難になっていることから、PASPY運営協議会が2022年3月にサービス終了を発表した。PASPY終了後、広島電鉄は自社やグループ会社で新乗車券システム「MOBIRY DAYS(モビリーデイズ)」を導入する。対象は広島電鉄の路面電車・バス、備北交通、芸陽バス、エイチ・ディー西広島。一部対象外となる路線もある。ICOCAを導入するバス事業者もMOBIRY DAYSの導入を検討する。アストラムラインは今年6月からICOCAの取り扱いを始めた。PASPYの利用は11月30日で終了する。
北欧スウェーデン発祥で家具や雑貨などを販売する「イケア」が期間限定店をイオンモール広島府中(府中町)にオープンするニュースもランクインした。イケアは中四国地方に出店しておらず、ポップアップショップの実施も今回が初めて。「IKEAポップアップストア in 広島」と題して6月~10月まで営業する。商品は同社が取り扱う9500点から、雑貨や日用品、ぬいぐるみなどの定番や人気商品350点を販売する。
秋以降もイベント開催や施設のオープンが続く。9月には北海道の人気バラエティ番組「水曜どうでしょう」に出演する名物ディレクターが全国を回る「水曜どうでしょうキャラバン2024」が広島県呉市の大和波止場(大和ミュージアムそば)で開催される。同じく呉では、シャトレーゼホールディングス(甲府市)が滞在型リゾートホテル「シャトレーゼガトーキングダムせとうち」としてリブランディングし、9月下旬にグランドオープンする。今冬には広島電鉄が運営するショッピングセンター「ファミリータウン広電楽々園」内に複合商業施設「イオンタウン楽々園」が開業を予定する。