日本酒離れが進む若者をターゲットに開発した広島の純米酒「みわさくら」のポップアップストアが6月15日、広島県が運営する施設「イノベーション・ハブ・ひろしまCamps」(広島市中区紙屋町)に1日限定出店する。
純米酒「みわさくら」は、美和桜酒造(三次市)と広島のデザイン会社アンドデザイン(海田町)が共同開発した日本酒。 純米酒は米作りからこだわり、三次市産の八反錦を使う。精米歩合は、米のうまみや濃さを感じるという70%で仕上げた。ラベルには広島のデザイナーが描いたイラストを採用する。ラベルは剥がせる2層式ステッカーで遊び心を加えた。新たな日本酒ファンを開拓しようと、若者に支持されるような「甘くとろける酔いのひととき」「エモい日本酒体験」の提供を目指したという。価格は1本2,190円(720ミリリットル)。先月からオンラインストアで数量限定販売している。
当日は「みわさくら」の販売、無料試飲や4斗樽の鏡開きを行う。ポテトチップスやスイーツも数量限定で用意し、日本酒とのペアリングを体験できる。このほか、「みわさくら」ラベルのイラストを使ったTシャツやアクリルキーホルダーなどグッズも販売する。
開催時間は11時~17時。参加無料。