広島駅南口の新しいバス乗り場の暫定利用が6月2日から始まった。
2025年春開業予定の新駅ビル工事や駅南口広場の再整備などが進んでいる広島駅。これまで、駅南口の路線バス乗り場は、広島駅南口広場内にあったが、路面電車「駅前大橋ルート」の高架橋やペデストリアンデッキなどの工事に使うため、工事中の広島駅新駅ビル1階部分をバスエリアとして暫定利用することが決まった。乗り場の移動に伴い、これまでのバス停、バス停までの地下階段は閉鎖した。
バス乗り場は、1番~9番まで設ける。一部のバスは、周辺のビッグフロント広島、駅前福屋、広島フルフォーカスビル、広島JPビル前で乗り降りする。利用形態が大きく変化することから、当面の間は誘導員を配置する。
なお、高速バスや広島空港リムジンバス、まちのわループ(左回り)、めいぷる~ぷ、女学院大学・牛田早稲田行き、イオンモール広島府中シャトルバス、ジ・アウトレット広島行きは北口(新幹線口)から出発する。
駅南口のバス乗り場は新駅ビル開業後も工事で暫定利用が続く。最終的な完成は2026年度末を目指す。