広島ドラゴンフライズのBリーグ優勝報告会が6月1日、マツダスタジアム(広島市南区)で行われ、約6000人のファンが集まった。
広島ドラゴンフライズがマツダスタジアムで優勝報告会 6000人が参加
応援してくれたブースター(ファン)への感謝を伝えようとドラゴンフライズが主催した。開催前日に、「緊急開催!」と題して、ウェブサイトやSNSで知らせた。5月28日には、サンフレッチェ広島がサッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」(中区基町)でBリーグファイナル3戦目のパブリックビューイングを行い、約7700人が訪れている。
当日は、内野スタンドを自由席として無料開放した。開場前から長い行列ができたため、入場時間を10分早めた。球場のビジョンでは、ドラゴンフライズのファンクラブ会員向けに広島国際会議場(中区中島町)で同日開催した「ファン感謝祭」の映像を流した。座席は、ドラゴンフライズのユニホームやタオルなど、グッズを手にしたファンでいっぱいに。同日はサンフレッチェのホームゲーム後に駆け付けたというサンフレユニホーム姿のファンも見られた。
フライガールズによるダンスパフォーマンス後、優勝トロフィーを手にしたキャプテンの朝山正悟選手を筆頭に選手、スタッフが登場。選手が1人ずつあいさつした。朝山選手は「ミスタードラゴンフライズの朝山です。もう人生で自分から言うことは二度とないと思うのでお許しください」と話し、会場からは笑い声が上がった。「9年前、チームに来た時は今日のような光景を見ることができるとは思わなかった」と振り返り、「皆さんと共にこの優勝を勝ち取ったと思っています。本当におめでとうございます」と締めくくった。
ドラゴンフライズはリーグ優勝に伴い、6月にドバイで行われるBCL「バスケットボール チャンピオンズリーグ アジア(BCL Asia)」への出場が決まっている。6月2日には、船生誠也選手、アイザイア・マーフィー選手が今月30日をもって契約満了となり、退団することが発表された。すでに移籍先は決まっており、後日、移籍先クラブが発表する。