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広島の「みなと夢花火大会」、5年ぶりに復活 7月開催決まる

2019年に開いた「広島みなと夢花火大会」の様子(広島みなと夢花火大会ホームページより)

2019年に開いた「広島みなと夢花火大会」の様子(広島みなと夢花火大会ホームページより)

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 「広島みなと夢花火大会」が7月27日、5年ぶりに復活する。2月7日、主催する広島祭委員会などが発表した。

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 大型客船も入港する「広島港1万トンバース」(宇品外貿第5バース、広島市南区宇品海岸2)を会場に、例年7月の第4週土曜に開いてきた同イベント。40万人以上が見物に訪れていた。中止になったのは2020年から。2022年までは、新型コロナの影響で開催を延期。2023年は、会場までの交通アクセスの拠点となるJR広島駅や周辺で行われる工事などの影響で、来場者の安全性が確保できないことから中止した。代替イベントとして2021年から、広島市内8カ所で一斉に300発の花火を打ち上げる「広島ドリーム花火」を2023年まで実施している。

 広島駅は現在も2025年春の駅ビル完成に向けて工事が進んでいるが、新型コロナの5類移行、広島市周辺での相次ぐ大規模花火大会の中止・終了を受けて、花火大会を再開する。打ち上げ時間は1時間から40分に短縮。打ち上げ数は未定という。

 打ち上げは20時から40分程度。雨天決行。

 世界遺産・厳島神社の社殿を幻想的に浮かび上がらせる水中花火が名物の「宮島水中花火大会」は2019年を最後に終了した。人が密集することでリスクが高まる雑踏事故や海上の観覧船がカキいかだに乗り上げる危険に加えて、新型コロナ対策で呼びかけられる3密回避が難しく、これ以上の継続は難しいと苦渋の判断を下した。同様に、山口県岩国市の錦帯橋で行われてきた花火大会「錦帯橋の花火」も来場者の安全が確保できないとして、2022年から中止している。

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