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広島の「ちゅーピープール」が2024年夏で終了 カープ2軍施設を整備へ

今夏で営業を終える「ちゅーピープール」(フェイスブックページより)

今夏で営業を終える「ちゅーピープール」(フェイスブックページより)

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 廿日市市大野地区の「ちゅーピープール」が2024年9月で営業を終え、プール解体後の同所に広島東洋カープの大野練習場、大野寮が移転する。1月29日に廿日市市、カープ、プールを所有する中国新聞社が発表した。

街なかスタジアム南側に位置するファミリープール

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 大野練習場、大野寮はカープ2軍の拠点施設。大野練習場は1980(昭和55)年、大野寮は1984(昭和59)年にそれぞれ完成した。カープは施設の老朽化、選手の育成機能強化のため、施設の建て替えを検討していたが、廿日市市の仲介で中国新聞社が所有する「ちゅーピーパーク」(約23.5ヘクタール)内のプール(約2ヘクタール)を中心とする一帯への移転を決めた。移転後は最新のトレーニング機能を備えた「大野ファーム施設(仮称)」を整備する。

 プールは、1964(昭和39)年に「チチヤスダイヤモンドプール」としてオープン。2007(平成19)年7月に「ちゅーピープール」としてリニューアルした。ウオータースライダーや波乗りプールなど、7種類のプールを設ける。同プール営業終了により、広島市近郊のレジャープールは、似島臨海少年自然の家海水プール(南区似島町)、グリーンピアせとうち(呉市)、みろくの里レジャープール、福山メモリアルパークプール広場(以上、福山市)、因島アメニティプール(尾道市)、ココランド(山口県宇部市)となる。毎年7月~8月に営業する広島市中央公園内のファミリープールは開園から44年が経過し、施設の老朽化が進んでいることから、広島市が「子どもたちが四季を通じて様々な遊びや体験を楽しみながら学ぶことができる空間・施設」への再整備を検討している。2026年までは営業を続けるという。

 新施設は2028年8月に着工し、2029年末に完成予定。

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